私筆者は出勤前は毎日抹茶を点ててから仕事に行きます。気分が落ち着くと共に、今日も1日頑張るぞ!という気持ちにさせてくれます。お茶の香りもよいですね。
またお茶に含まれる微量のフッ素が歯を強くしてくれますし、カテキンは殺菌作用があります。
ところで皆さんはうがい薬を使っていますか?
実は欧米諸国に比べて、我が国ではうがい薬を使っている人の割合は少ないことが分かっています。
いや、別に毎日きちんと歯磨きをしているのでそれで十分ではないかと思う方も多いと思います。でも本当にそうでしょうか?
どんなに頑張って歯磨きをしても完璧な歯磨きが出来る人はいません。歯垢がはだんだんについてきます。うがい薬には、殺菌作用の他、そういった歯垢が付着するのを抑制する作用があります。(ちなみに現在では、”歯垢”と言わず、バイオフイルムというようになってきております。)もちろん殺菌作用があるのでお口の中の細菌数を減らすことができます。その結果口臭予防の効果があります。また、歯肉炎を抑制する効果もあるようです。
ただし、使用を一日2回、一回30秒以上、を毎日続けることが必要なようです。
エビデンスがあるうがい薬は、コンクールを代表とする、グルクロン酸クロルヘキシジン含有のうがい薬、リステリンを代表とするエッセンシャルオイル含有の洗口液、モンダミンハビットプロを代表とするセチルピリジニウム塩化物含有のうがい薬、です。
私筆者は長年リステリンをうがい薬として使ってきましたが、リステリンは実はうがい薬ではなく、液体歯磨きに分類されるようです。すなわち歯磨きした後うがい薬として使うのではなく、歯磨き剤の代わりに洗口してからブラッシングするのが正しい使い方のようです。
リステリンは薬局等でも購入できますが、最近発売されたモンダミンハビットプロは、歯科医院でしか買えません。私も試しに使ってみましたが、ハーブの香りが結構いいので、病みつきになって毎日使っています。
ただ効き目があるからといって歯磨きをしないでうがい薬でうがいをすればいいかというと、そんなことはありません。基本はやはり歯磨きです。先にバイオフイルムと述べましたが、バイオフイルムの中までうがい薬は浸透しないので、やはり毎日の歯磨きは大切です。磨き残しは歯科医院で歯科衛生士に指導してもらわないといけません。うがい薬のモンダミンハビットやコンクールは歯科医院でしか買えません。さあ、今すぐ歯科医院へGO!