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院長のコラム

ハウステンボスの周辺で咬合を叫ぶ

私、球磨川歯科医院院長はずっと臨床一筋でした。ところが数か月前、師匠の大阪大学名誉教授丸山剛郎先生から、君、たまには学会で発表したらどうかね、と仰せつかったため、頑張ってスライドの準備をし、佐世保市であった学会で初めて学会発表をしてきました。演題は、”丸山咬合療法における咬合採得”でした。

佐世保というとハウステンボス。無事に学会発表が終わった夜、ハウステンボスに行ってきました。夜の灯りが幻想的でとても良かったです。派手な演出もありましたが、個人的にはそちらのほうが好きですね。

それはともかく、日本咬合学会の一番の見どころは、大阪大学名誉教授丸山剛郎先生による、臨床ライブです。何が見どころかというと、かみ合わせを良くしたらただちに全身の状態が良くなることが、一般の方にも視覚的に分かるように示されるからです。

どうしてわかるのか?

丸山先生がいうところの、3点検証法により分かるのです。3点検証法とは何か?まずメインとなるのが、丸山式アプライドキネシオロジーです。これは、かみ合わせがよくなるほど、腕の力も強くなる性質があり、腕の力が強くなったかどうかでかみ合わせが良くなったか分かるというものです。かみ合わせをピタリとよくすると、見事なまでに腕の力が強くなり、押してもびくともしない位強くなります。これを100点になったと我々は言います。

次なる検証方法は3軸バランスです。立位で患者さんの体を左右前後から押すと、弱いほうへ、体勢が崩れます。かみ合わせをよくすると体のバランスが良くなり、どこから押してもびくともしなくなります。

次は首筋と腰の筋肉の凝りです。かみ合わせが良くなった瞬間に首こり、腰の筋肉の凝りが改善されます。本当かな?と思われる方は丸山教授の臨床ライブに行かれてみるといいです。一般の方に公開の市民講座がたまに開催されます。

これを丸山教授は患者さんをその場で見ただけで治されます。一方我々日本咬合学会の歯科医はレントゲン検査をし、歯の型を取って模型上でいろいろ分析し、様々な聞き取りをしてようやく診断がつきますが、かみ合わせがよくなることは間違いないかと思います。

かみ合わせってそんなにすぐよくなるの?と思われるかもしれませんが、よくなります!丸山式バイトスティックというものを使い、適切なサイズのものを適切な歯の場所に置いて咬ませるとよくなります!ただしバイトスティックを外すと元に戻るので、その状態を維持するためのMFAという装置を作る必要があります。

丸山教授の域に少しでも近づけるよう日々研鑽を重ねるとともに、新しいことにもチャレンジしていきたいと思っている今日この頃です。

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