アナタの歯のホームドクターを目指します。

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院長のコラム

歯ブラシこだわってますか?

先日、ある所からたくさんの歯ブラシが送られてきました。使ってみるとどれもすごく硬いんです。こんなに硬い歯ブラシがあるんだという感じ。

人によって見解の違いはあるかもしれませんが、あまり硬い歯ブラシは歯を傷つける可能性があるのであまりよくないのです。

筆者はここ15年位、TePe の歯ブラシを使い続けています。適度に柔らかいがこしがあり、なかなかよいです。TePeとはスウェーデン製の歯ブラシで、ご存知でない方も多いと思いますが、スウェーデンは歯科先進国なのです。

薬局やスーパーにはたぶん置いていないので、歯科医院に行かないといけません。

スウェーデンは歯科先進国と書きましたが、欧米諸国と比べてもわが国では銀歯をしている方が圧倒的に多いのです。少ないどころか銀歯を禁止している国もあるようです。適合性、生体親和性等に問題があることがあるからです。

むし歯になったら、見た目も大切ですので、できれば白い詰め物、かぶせものをしたいものです。

奥歯に関して言えば、第一小臼歯、第二小臼歯、そしていくつか適用条件はありますが、第一大臼歯は保険で白いかぶせものができますが、後は一般的には保険診療では銀歯になります。

白い詰め物、かぶせものは、現在ジルコニアが主流になってきています。これは金属と同等の硬さがある、非常に硬いセラミックスで、スペースシャトルの外壁にも使われている素材です。

歯ブラシの話に戻りますが、硬い歯ブラシだと、痛くないところしか歯ブラシがいきませんので、必然的に磨き残しが多くなります。

それは食べ物を食べるときの咀嚼運動でも同じで、咀嚼運動で障害となる、上下の歯のかみ合わせを無意識で避けるように咬むようになるので、それが異常咀嚼運動となり、様々な不定愁訴につながったりするのです。これを逃避反射といいます。それについてはまたの機会にお話します。

先日当院の従業員が、歯科医院専門通販サイトで、歯周外科後に主に使う、極やわらかな歯ブラシを間違って多量に注文してしまいました。あまりやわらかすぎるのも磨きにくいものですが、もったいないので使ってみるとこれがかなり力を入れても全然痛くないので、案外いいなと使っています。

そう思うということは、私の歯磨きの仕方がまだまだかな?という気もします。やっぱり歯磨きの仕方は歯科衛生士にしっかり教えてもらった方がいいです。きちんとした歯磨きで、お口の中の細菌の動態が変わり、歯周病の改善になります。

当院では、経験豊かな歯科衛生士が、あなたの歯周病をしっかりサポート。ぜひご来院ください。

 

 

 

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