アナタの歯のホームドクターを目指します。

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院長のコラム

100円の歯磨き粉使ってませんか?

皆さん何気なく使っている歯磨き粉、実はその歯磨き粉の成分の何割かは体内に吸収されているってご存知でしたでしょうか?多くの方は歯磨き粉はお口の中に、歯磨きのときだけとどまり、うがいをするとすべて排出されると無意識に思っているのではないでしょうか?

あまり安い歯磨き粉は何が入っているか分からないので、なるべく避けた方がよいです。実際ある先生の本によると、ホテルの客室にある歯磨き粉は細菌が多く検出されることがあるそうです。

当然と思い込んでいるけれど、実際はそうではないことは多いのではないでしょうか。

例えば入れ歯に関していえば、歯が悪くなったら全部抜いて総入れ歯にすればいいと言われる方がいらっしゃいます。確かに総入れ歯にすれば歯は全部そろうし、一応嚙めます。ただ総入れ歯の方の咬む力は、全部歯が揃っている方の3分の1から10分の1にしかならないそうです。それに上の総入れ歯の場合、口蓋を広く覆わないといけないため、味が感じにくくなります。ですのでなるべく残せる歯は残すようにした方がいいです。

また、入れ歯を入れたら次の日から何でも噛めると思っている方もいらっしゃいます。入れ歯も義足と同じで、入れたらすぐに走れるようになるわけではなく、リハビリが必要です。慣れるまで1ヶ月以上かかることも多いものです。

お年をとられるにつれて体力の衰えを感じる方は多いと思います。けれどもお口の機能に関しては、衰えを感じる方は少ないと思います。お口の機能は落ちることはないと無意識に思い込んでいる方が多いのではないでしょうか。

数年前からオーラルフレイルということがさかんにいわれるようになってきています。すなわちお口の機能の低下が次第に全身のフレイルに繋がっていくのです。厚労省も、このオーラルフレイル対策には力を入れており、保険診療で簡単な検査をいくつかするだけで、お口の機能が低下していないかが分かります。

お口の機能が低下していると判断された場合、口腔機能低下症と診断されます。仮に口腔機能低下症と診断されてもがっかりすることはありません。毎日少しずつトレーニング、エクササイズをすることにより、機能回復が見込まれます。

当院では、楽しくトレーニングしてもらうため、動画を使ったエクササイズを取り入れています。ただそのときの1回限りのトレーニングでは機能回復は見込めません。当院では、訓練した動画をご自宅でも見られるように、QRコードを印刷したプリントを配布しています。

お勧め歯磨き粉も多数揃えておりますので、ぜひご来院ください。

 

 

 

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