豪華客船が新しく出来たというニュースがありました。豪華客船。一度は乗ってみたいものです。その船も羅針盤がないと航海出来ないといいます。
また、昨今のロシアにしろイスラエルハマスにしろ、いわゆる国の指導者がろくでもないと国民は大変な目に遭います。
かみ合わせにおいては、前歯が奥歯のかみ合わせ、あるいは顎の関節を含むお口全体、ひいては全身健康に大きな影響を及ぼします。
前歯のかみ合わせ、すなわち口を開けたり閉じたりするときに上の前歯と下の前歯がスムーズに滑走しながら開閉するかを、専門的な用語になりますが、アンテリアガイダンスという言葉で表現します。
アンテリアガイダンスが適切でない、あるいはガイダンス自体ない場合は、奥歯のかみ合わせ、あるいは顎の関節、全身健康に悪影響を及ぼします。
出来れば適切なアンテリアガイダンスがあることが望ましいのですが、出っ歯等でアンテリアガイダンスがない場合は奥歯のかみ合わせをぴったりさせないといけません。
筆者が日々研鑽している丸山咬合療法においては、下顎の特に前歯はかみ合わせにおいて、センサーとして機能する、としています。その根拠は下顎の解剖学的な形態及び神経の走行からで、アンテリアガイダンスと少し意味合いが違い、全身健康を念頭に置いた表現となっております。
下顎の前歯の叢生すなわち乱杭歯と学童の全身症状の関係を、学校検診で大規模調査した研究があります。(栃木県下都賀郡ご開業寺内先生の論文より)それによると、学童の32%に首筋のこりが認められ、13%の学童に頭痛、肩こりの自覚症状があり、そのうちの17%に下顎前歯に叢生すなわち乱杭歯が認められた、ということです。
下顎前歯の叢生と首筋のこり、頭痛、肩こりの、明らかな科学的相関の証明までは至っていませんが、それを示唆する大変重要な研究と思います。
本コラムを読んで、では歯の矯正をしてみようと思った方も、針金をかけて矯正もちょっと、と思われる方もいらっしゃるかと思います。そういったときはマウスピース矯正がオススメです。マウスピースをつけるだけできれいな歯並びに矯正できます。
ただマウスピース矯正は1日17時間はマウスピースをつけていないといけなく、期間も、その歯並びの状態にもよりますが、平均半年間はかかるので、根気が必要です。
マウスピース矯正は若い女性ばかりでなく、老若男女問わず多くの人して頂きたいと願っております。